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15年前の話、山形出身の呑んべいの友人いわく「ロサンゼルスには日本食の店もたくさんあり、日本食の材料もいろいろ手に入る。しかし”すごくうまい日本酒”だけはどうしても手に入らない」。日本に出張のたびに美味しい日本酒の一升瓶を抱えて飛行機で持ってきたそうだ。今では山形のみならず全国の地酒が手に入るようになった。 ここ数年のロサンゼルスでは、日本酒の銘柄を豊富に取り揃えた日本食の店が驚くほど増え、アメリカ人の間でも「スシ」「サケ」という単語が日常の語彙になっている。知らない人が見たらアメリカ人の間での日本酒の人気ぶりにビックリするだろう。「ギンジョー」「ダイギンジョー」「ジュンマイ」「ナマザケ」などの言葉が普通にアメリカ人の間に浸透し、日本酒をメインにしたバーやレストランは平日でも満員に近い状況だ。味に関しても、「何でもいいから『サケ』をくれ」というのではなく、自分の好きなお酒の種類をハッキリわかっている人たちが増えている。ちなみにこちらの人たちにも、「香りが華やか」「口当たりが良くてスッキリしている」獺祭のようなタイプのお酒は人気だ。 この日本酒の人気の理由として、日系企業の海外進出による在留邦人の増加に伴い海外への日本酒の輸出が増加していることに加え、近年の諸外国における健康志向の高まりによって日本食が注目されるようになり、日本食とともに飲む酒として清酒が飲まれるようになったことがあげられる。 アルコール飲料などの嗜好の多様化や最近の焼酎ブームなどにより、国内消費は減少傾向にあることから清酒メーカーも輸出に力を入れ始め海外で利き酒会を催すなど積極的に販促活動を展開している。 |

アメリカ日系の大手食品商社JFCインターナショナル、共同貿易、西本貿易では、毎年ロサンゼルスとニューヨークで現地生産企業、日本からの進出大手メーカー、地方の酒蔵合同の利き酒会を開催。アナハイムで毎年開催される最大規模の健康食品のコンベンションNatural Products Expo Westにも出店。
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